*Zephyrs*

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走れ、つなげ、疾風(かぜ)になれ

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高校駅伝のお話。

奈緒


ひとまず。
キャラクターが薄い。

という印象が強かったです。
原作では、しっかり描かれているのかな?とは思いますが・・・、

雄介(三浦春馬)を含む8人の波切島高校陸上部のメンバー。
よーく覚えていられるのは、吉崎(タモト清嵐)と奥田(柄本時生)くらい。。。

佐津川愛美(吉澤結希役)に注目していれば、キャプテン・宮崎(富川一人)もくらい。

残るは、釣りの二人と坊主と上原(兼子舜)。
インパクトが薄い。

それに、どんな人間なのかが映画からだと読み取りにくい。

学年とかとも、分かりにくい。
3年3人。
2年2人。
1年3人。

パンフレットを見て、ようやく明確に理解できる。。。といった感じ。

尺の問題もあると思いますが、
「仲間」と描くなら、その「仲間」がどんな「人間」かも丁寧に描いてほしい。

率直には、そんなことを感じた。


さて。
メインのお話。
奈緒子(上野樹里)と雄介が止まったままの時計を再び動かす。。。

この二人に関しては、心の描写も丁寧に描かれていて、未消化の感じが薄い。
走り方も綺麗だし、良い感じなんじゃないでしょうか。


CAST的なこと
少女奈緒子(藤本七海)からの、変化も違和感無く、
また、のだめが印象的だった上野樹里だが、

まったくのだめを感じないところが素晴らしい。
芸達者ですよ。ホントに。




で。
最近思ってばかりの気がしますが、

「走る」というと、『学校の階段』。
しかし、この映画の方が走っているシーンが多い感じがします。
(会話も走りながらだし・・・)

となると感じること。
『スタートライン』、『コノサキノドコカ』、『こころ』の3曲。
この映画にもすごく似合う。

劇中、RYTHEMの曲が流れていたが、
明らかに、『コノサキノドコカ』の方が良い気がした。

曲に関しては、『スタートライン』が最強な感じがしてきます。


悪くない映画とは思いますが・・・
個人的には、他人に薦めたくなる映画ではないですね。