*Zephyrs*

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裏切り、御免

痛快無比の冒険活劇―――ここに誕生!

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隠し砦の三悪人

THE LAST PRINCESS


1958年に公開された、
映画の巨匠・黒澤明監督作品『隠し砦の三悪人』のリメイク作品。

1958年の作品は観ていないので正確に比較は出来ないのですが・・・
他の人の感想や、作品紹介を読んでいる範囲だと。

ベースを同じにした別作品。
といった印象を受けます。
主人公も違いますしね。


さて。
ジョージ・ルーカス監督が魅せられたのが、映画。

スター・ウォーズ』を感じたのは・・・
山名のサムライ大将・鷹山形部(椎名桔平)が、ダースベイダーな格好をしている。
武蔵(松本潤)と雪姫(長澤まさみ)が、エレベーターに飛び乗るとか。
(→エピソード4のルークとレイアな雰囲気。)

1958年版の、太平と又七がC-3POとR2-D2になったという有名な話があるが。

この作品の武蔵と新八(宮川大輔)を観ていると、確かにそのような雰囲気も感じられた。



映画としては、殺陣が面白い。
上手というよりは、面白い。といった感じ。

六郎太役の阿部寛さんがインタビューで答えていますが、
馬上戦が凄い。

手綱を放して両手で刀を振っているワケなので、
撮影でも、一歩ミスれば大怪我になりかねません。

馬上戦は、観ていてハラハラしました。



黒澤監督のオリジナル作品では、
主人公は、この六郎太になっているらしい。

六郎太の視点で雪姫を守るストーリィを展開していくのもスリリングなかんじありそうです。

この映画では、「山の民」として生まれ変わった太平。
名前も、武蔵となっていますね。


旧作品は知りませんが、約2時間。
すごく楽しめる映画でした。


最近の映画だと、
メインキャラの誰かが死んでしまうエピソードや、
主人公とヒロイン(この作品では、武蔵と雪姫)間の恋愛エピソード。

恋愛の方は微かに盛り込まれていますが、
ゼンゼン「ついで」感が強いです。

キャラを見せる上で、多少は必要なのですから、ゼンゼンOKだと思います。




そうそう、
『ラフ』のころから、まさみちゃん作品には必ず登場している
まさみちゃんの後輩・黒瀬真奈美ちゃん

今回もしっかり出てますね。
出演時間こそ少なめですが、重要な役どころですね。