美玲ちゃんにとっては、昨年の『音楽人』に続く２、３作目の主演作で、
『乱反射』では文芸新人歌壇賞を最年少で受賞した高校２年生を，
『スノーフレーク』では就職で上京を目前に控えた短大生をそれぞれ演じる。
「乱反射」は、角川短歌賞を受賞し話題を呼んだ歌人・小島なおが詠んだ歌を集めた同名歌集が原作。
早く大人になろうと背伸びをしながらも、
本当の恋を知らずに誰かを思う気持ちが理解できない女子高生・志摩の苦悩を等身大に描く。
一方、北海道・函館を舞台にした「スノーフレーク」（大崎梢著）は、
「溶けない雪の欠片を見にいこう」という約束を果たせぬまま死んだ幼なじみに
酷似した青年の出現をきっかけに、不可解な出来事が降りかかる青春ミステリー。
まったく異なる表情をもつ、ふたつの役どころに臨む美玲ちゃん。
「とにか２2本立てと聞いて驚きました。
キャラクターが似てしまわないか心配だったので、
それぞれの人物の年齢差や見た目の差に助けてもらいながら、気をつけて演じました」と振り返る。
昨年９月２５日にクランクインした「乱反射」には、
三浦友和さんと山口百恵さんの次男・三浦貴大さんが幼なじみの航大役で出演。
互いに人見知りだったというが、
「三浦くんは、本当に航大みたいにお兄ちゃんって感じでした」とすっかり打ち解けた様子。
物語の設定そのままに、函館ロケが敢行された『スノーフレーク』については
「ちょっとミステリアスな作品だったのですが、
函館という街がすごく合っていて不思議な世界観を高める感じでした」と述懐。
ロケは約１週間だったそうですが、
「撮影の合間にいただいたラーメンやイカソーメンがおいしすぎて、何度も食べちゃいました」と満喫。
青山ハルさん、白石隼也さんら共演陣とともにタイトな日程を乗り切ったようです。
両作の撮影を終えた美玲ちゃん。
「全然違ったキリタニが一度に見られると思います」と完成を待ちわびている様子です。
『乱反射』，『スノーフレーク』は、ともに今夏・全国５０スクリーン規模で公開予定。
さて・・・
美玲ちゃんの主演映画が２連発ですか。
ちょっと驚きですね。
去年から・・・
ホントに女優としての活躍の場を広げていますよね、美玲ちゃん。
この２本の映画では、
どんな美玲ちゃんが観られるのでしょうかね。
（※画像は、「映画.com」より転載）
