*Zephyrs*

観に行く舞台、気になったニュースをまとめるだけ

ひとりじゃない。

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東京に暮らす“どこか日の当たらない”9人の人々が、
一生懸命生きようとする姿を描く笑いと涙の群像ドラマ。
人気お笑い芸人、劇団ひとりのベストセラー処女小説を基に、『その時は彼によろしく』の平川雄一朗監督が映像化した。
主演を務めるV6の岡田准一、『NANA』の宮﨑あおいら若手と、
西田敏行三浦友和らベテランたちが絶妙なアンサンブル演技で魅せる。
ダメ人間たちがそれぞれの花を咲かそうともがく背中に胸打たれる。

<ストーリー>
借金苦でオレオレ詐欺に手を染めた青年シンヤと、母親の恋の軌跡をたどる娘の寿子。
25歳の崖っぷちアイドルと、彼女を応援するアキバ系オタク。
ホームレスの老人と元サラリーマン。

――彼らの運命が台風の日に交錯する。

よく言えば、
すべてのシーンが、しっかりまとまっていく工程が丁寧に描かれ、
「騙し」手法によって観客を飽きさせない。

悪く言えば、
各々のエピソードが上手に交錯していない。

まとめようとしているが、まとめきれてないまま
なーなーになっている。


全体的にバランスは良いと思いますが、
スローテンポなところが、「飽き」に繋がってしまう感じもありますね。

この作品の場合。
映画ではなく、やはり文章のままで伝えるべきな気がします。

決して、「悪い映画」というわけではありませんが、
ストーリー展開が、この手法だと各シーンの「意味」を伝えきれない感じですかね。

宮﨑あおいちゃんの一人二役などは、面白いと思いますが、
階段が上手にかみ合っていない。です。


この映画の見所としては、
「なぜ、そこに行くのか。なぜ、そのような行動をするのか。」
といった感じの、「なぜ」から9人の心理変化を追うのがよろしいのでは。と。



みゃーこのイベントシーン。
石丸電気ソフト2の7階だ~」などのように、場所が正確に分かる自分がちょっと・・・。