*Zephyrs*

観に行く舞台、気になったニュースをまとめるだけ

『サマーウォーズ』初日舞台挨拶

8月1日。
新宿バルト9にて。


イメージ 1


桜庭ななみちゃんが、声優初挑戦でヒロインの声を務めたアニメ映画、
サマーウォーズ』が、遂に公開されました。

3年かけてお客さんの前にようやく出せた事に、監督は

「初日に皆さんに来て頂いて感無量です。
3年間ずっと、この映画の為に頑張って来ました。

ようやく届けられた事に皆さんと“大切な物”を共有できた気持ちでいっぱいであります。
製作途中も、キャスト含め皆さん、いちがんとなって、この映画の家族のように、楽しく作っていく事ができました。」と挨拶。

苦労した点について聞かれると・・・
「一本の映画を作るという事は、大変な労力が必要です。
皆さんご覧の通り、この作品は非常に明るい映画です。

反面、苦労は多かったですが、笑顔を絶やさず楽しく、
皆と作れた事が非常に大きな思い出であります。」と感慨深げのコメント。


声優の経験がある神木さんは、今回ならではの経験について聞かれると、
「今までの声優は、一人で声を録っていました。
しかしこの作品では出演者30人ぐらいで同じシーンを録った時がありまして、
それが初めてで、食卓のシーンがあるのですが、
別々ではなく一斉に録った時は、その場の暖かい雰囲気がリアルに入っているのかなと感じました。」

そのシーンについて聞かれると、
「タイミングとかは僕にとっては、ちょっと大変でした。
ベテランの方々もいて緊張していましたが、楽しく演じる事ができました。」と挨拶。


桜庭さんはこの作品の一番のテーマ”家族の繋がり”について聞かれると、
「家族や故郷が懐かしくなる作品棚と思いました。
見終わった後も鹿児島(故郷)に電話したり、
家族の大切さや感謝の気持ちに気づかされる作品になっていると思います。」


声優初挑戦だった富司さんは、
「とても難しかったです。映画の場合自分がロケに行き、
演じた雰囲気を覚えていて、自分の顔・口で合わすので、割と慣れていたのですが・・・
動画の場合感情を入れて、声を秒数の中に入れる事がとても難しく、
皆さん本当に上手なので、自分が浮いてないかすごい心配で・・・

監督に何度も録り直した方がいいのではと言ったのですが、
監督はとても優しくひろってくれたのですが、自分では反省ばかりしています。」と不安げな様子。

しかし、富司さんに対し、監督は
「富司さんと映画を作れるという事に、こんな幸せな事はないです!!
やっていて本当によかった!!と思いました。」と絶賛の嵐。

韓国でも今月19日から公開が決定!!
細田監督の前作『時をかける少女』が韓国で大人気になっただけに、
強い要望で日韓同時期公開が実現される事となった。

そして8月5日からスイスで開催されるロカルノ国際映画祭(世界3大映画祭に続く映画祭として有名)のコンペ部門に選出される事も決まった!!
アニメーションの作品が一般コンペティション部門に選出される事はとても珍しく、
「その事に大変びっくりしました。中々ない機会にとても光栄だと思っています。」

と喜びを隠せない様子。
ロカルノ映画祭に参加する監督に
「スイスで頑張ってきて下さい。頼みます!!」と神木さんからの熱いエールや、
桜庭さんからは、「時差などあると思いますが、体には気をつけて下さい。」
とお母さんのようなメッセージが送られていた。

世界からも注目されている作品だけあって目が離せない!!

(※「CINEMA TOPICS ONLINE」より)


この他に・・・
「サマー」ということで、夏休み真っ只中の高校生2人に対して、
夏休みの予定に関しての質問も。

神木くんは、最近ギターをやっているそうで、
練習に専念したい。
ギターの練習で自分を高めたい。

ななみちゃんは・・・
故郷の鹿児島に帰れる時間を貰えたとのことで、
里帰りし、家族や地元の友達とバーベキューやスイカ割りをしたいと目を輝かせながら・・・。

花火大会にも行きたいなど、
独自のプランを。



更には・・・
富司さんが、
長野のような、ゆったりできる場所でひたすら本を読む時間にしたいと語る。



ななみちゃんの舞台挨拶は、『赤い糸』に続き今回が2作品目。

『赤い糸』(試写会)の舞台挨拶では、緊張で足が震えてもいたななみちゃん
その頃に比べれば、かなりリラックスして喋っていた感じです。

ななみちゃんリラックス~」と声掛けした効果もあるのかな(笑)

でも。
緊張が顔に出やすいななみちゃん

かすかに顔が引き攣っていました(σ・∀・)σ
でも、そんな表情が可愛いんですよね~☆

神木くんも・・・
途中何度か噛んだりと、緊張が見られました。

経験が多くても・・・
舞台挨拶は緊張するのでしょうかね。




この映画は・・・
高校生の健ニが、憧れの先輩の夏希にアルバイトと誘われ夏希の田舎である長野の上田へ。

そこで健二は突然、夏希から彼女の「お婿さん」であると紹介を受けることに。
夏希のいうアルバイトとは、栄や親戚一同に対して夏希のフィアンセのフリをするということだった。
とまどう健二だったが、栄を安心させるためと半ば強引に頼みこまれ、
滞在中の数日間だけと、しぶしぶ承知する。

賑やかな親戚の面々に気おされながらも、大役を果たそうと奮闘する健二。

そして、その夜。
彼の携帯に、数学の難問が書かれた差出人不明のメールが届く。
数学な得意な健二は、夢中になり、遂に答えを導き出すが・・・翌朝、

世界は大きく一変していた。

健二の些細な行動から、
健二を語る何者かに、仮想世界での事件が引き起こされる。
それは、やがて世界の危機へと発展してき・・・

健二は夏希の27人の大家族と共に、その危機へと立ち向かうッ!!!








映画として、
すごく完成度の高い作品だと思いました。

今の世の中を便利にしているインターネット。
その万能さ故の恐ろしさ。

インターネットに頼った生活を送っていることの危険性。

今の世の中だからこそ、
大きなメッセージとして伝わってくるのだと思いました。


ななみちゃんの声優力はまだまだな感じですが。
監督があえてそのようにキャスティングしている部分もあるので、何とも言えないですね。

でも、
最後の夏希。

ななみちゃんだからこそと感じるシーンもありました。


谷村美月ちゃんは男のコの役でしたが・・・
美月ちゃんとは感じさせないようなところもあり、見事なものだったと思います。


神木くんも・・・
ジブリで鍛えられただけの事はありますね。

声優として、十分に活躍していけそうですよ。





この映画は・・・・
CGを駆使した実写でも表現は可能と思いますが、

アニメーションだからこそ、
この作品をより良くしているのだと思います。





さて。
舞台挨拶後。


バルト9の入り口では、監督を発見!
(話をできなかったのが、ちょっと残念)

その後・・・裏の出入口から出てきたななみちゃんは、

テクテクと歩いて伊勢丹方向へ。


どうやら、スタッフ&キャストでの打ち上げがあったようです。


ななみちゃん
舞台挨拶時の緊張は和らぎ、客席のファンを確認する余裕もあったようです。

これは、ななみちゃんの成長ですね。


これからも・・・
ななみちゃんの成長は楽しみです。

(※画像は、「ぴあニュース」より転載)







サンスポの写真は・・・封印してほしいです(笑)