高月彩良1/1000の主演射止めた

人気歌唱ユニット「bump.y」のメンバーで女優の高月彩良（15）が、人気漫画を初めて舞台化した「BASARA」（吉谷光太郎脚本・演出）の主演を務めることが25日、分かった・高月が舞台で主演するのは初めて。オーディションで応募者1000人から抜てきされた高月は「今回、初めてつかんだ大役に心が踊ると同時に身が引き締まる思いがします」と張り切っている。

「BASARA」は、少女漫画誌「別冊少女コミック」（小学館）で、1990年9月から98年6月まで連載された田村由美さんの人気作品。外伝を含む単行本全27巻は累計1500万部以上を発行している。

物語は、性別を偽り"運命の子"タタラとして革命を率いる少女・更紗（さらさ）と、冷酷な赤の王として非常に生きる朱理（しゅり）の敵対する2人が織りなす壮絶な闘いと愛を描く。朱理役は、「侍戦隊シンケンジャー」などに出演した相馬圭祐（25）が演じる。

高月は、今年7月期にフジテレビ系のドラマ「GTO」で桑江遥役を演じて注目されるなど若手実力派の一人。2度目の舞台で初主演の大役をいとめ「更紗という名前を聞いた時に、私の名前が彩良（さら）だから、なんだか親近感が湧きました」と大喜び。「見に来てくださる皆さまに、より多くの感動をお届けできるように必死に取り組みます！　一皮も二皮もむけた高月彩良をどうぞ見に来てください」と意欲全開だ。

12月12―16日まで東京・代々木の全労済ホールスペースゼロで上演される。