甲斐性なしで妻子からも愛想を尽かされている中年タクシー運転手が
偶然出会ったマイペースな野良猫・御子神さんを乗せて“ねこタクシー”を開業したことから、
行き詰っていた人生を変化させていく姿を描いた映画、『ねこタクシー』。
本日公開となり、
主演のカンニング竹山さん,妻役の鶴田真由さん,娘役の山下リオちゃんと監督が舞台挨拶に登場。
芸人としてのキレキャラではなく、中年男の悲哀を演じ切った竹山さん。
「僕の中で『タクシー』といったらロバート・デ・ニーロのイメージで、
博打をしたり、濡れ場があったり、暴力シーンがあるんじゃないかと期待していたが、
ただの気の弱い40代のオヤジ役だった。」
嘆き、
更には、鶴田真由さん,山下リオちゃんと、美女に囲まれた家族構成対しても
「俺のDNAひとつも入ってないでしょ」
と嘆きっぱなしの舞台挨拶だったとか。
舞台挨拶では、共演した三毛猫のみーすけが登場。
登場すると、場内からはいっそう大きな拍手が巻き起こり、
「昨年9月くらいに出会ってから、びっくりするくらい馬券が当たった。まさに“福猫”ですね」
と猫なで声の竹山さん。
ところが、
「連続ドラマ版のDVDボックスの表紙に、僕は出ていない。
僕の知らないうちに御子神さんグッズがたくさん出ていて、僕は1個も持っていない」
とみーすけの人気ぶりに嫉妬している本音もこぼしてここでも嘆く。
話題のみーすけは、世界でも希少なオスの三毛猫で、
メスと比べるとその出生率は数万分の1といわれているほど。
『ALWAYS 三丁目の夕日』,『なくもんか』などの映画や、
その他CM出演も多数あり、最近ではNHK大河ドラマ『龍馬伝』にも出演している超売れっ子。
竹山さんはは「猫界の香川照之か、西田敏行か、と思っています」と語る。
“招き猫”に象徴されるように「福を呼ぶ」と言われている三毛猫で、
珍しいオス猫はより強い運を運ぶと考えられてきた。
馬券が当たった竹山に対し、
鶴田さんは「ご利益はこれからかな?」。
リオちゃんは「触っているだけでハッピーになれる。これから何かあるかな」と期待を寄せる。
この舞台挨拶・・・
リオちゃんが来るな~とは思ったのですが、
チケット等々、完全に忘れてました(笑)
まぁ、リオちゃんは先月の舞台挨拶で十分楽しませてもらってますので。
(※画像は、「スポニチ Sponichi Annex」,「オリコン」より転載)