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『カルテット!』、液状化被害の浦安市内で撮影中・・・。

スパイスパワー(スウィートパワーの男性セクション)の高杉真宙(まひろ)くんが主演の映画『カルテット!』。

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東日本大震災のの影響で大規模な液状化被害が出た千葉県浦安市内で撮影を行っているようです。

撮影は3月29日にクランクイン。
屋内セットを使うシーンを先行して撮影し、1日から市内各所での撮影を開始。

4人家族の父親役で出演する細川茂樹さんは
「撮影は中止か延期になると思っていたら、
浦安市民の方々から『こういう時だからこそ進めて欲しい』という声を聞いて、熱くなりました。
いい作品ができる」と確信のコメント。

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カルテット!』は、
テレビドラマ『海峡を渡るバイオリン』や映画『Little DJ 小さな恋の物語』の原作者として知られる
浦安市在住の作家・鬼塚忠氏の同名小説が原作。


バイオリン奏者を目指す中学生の主人公・開(高杉真宙)、
派手な行動で周囲を騒がせる高校生の美咲(剛力彩芽)、
父の失業をきっかけに不仲になっていく両親(細川茂樹鶴田真由)の4人家族が、

“カルテット(四重奏団)”を結成し壊れかけた絆を取り戻していく姿を描く作品―――。


物語上、細川さんはピアノ、鶴田さんはチェロ、彩芽ちゃんはフルート、真宙くんはバイオリンと、
それぞれの演奏シーンが見せ場となる。

映画初主演を務める真宙くんは、楽器をフォーカスしても顔が映り込んでしまうため、
撮影に備えて約2ヶ月みっちりバイオリンの特訓も。

「まだビブラートや腕をまっすぐに伸ばすところがうまくできなくて…」と本人は恐縮するものの、
「素晴らしいですよ」(細川)、「上手だね」(鶴田)と“両親”はベタ褒め。





撮影がマスコミに公開された日。
撮影が行われた総合公園は、目の前に海が広がり、通常ならデイキャンプも楽しめる市民の憩いの場。

比較的新しい高層マンションが立ち並ぶベイエリアにあり、
深刻な液状化に襲われた一帯は、土砂が液状化して噴出した跡がみられ、
道はデコボコ、乾燥して白っぽくなった泥砂に覆われていたようです。



こうした状況下でも地元から多数のエキストラが参加し、映画の撮影が行われている。
こういう状況だからこそ、この映画を通じて浦安市の復興に何らかの助けとなるといいですね。


●映画『カルテット!』公式サイト
http://www.quartet-movie.jp/

●映画『カルテット!Twitterアカウント
http://twitter.com/#!/quartet_movie


映画『カルテット!』。
浦安市と浦安観光コンベンション協会が後援、浦安市商工会議所ほかの協力を得て、
浦安市市政30周年記念プロジェクトとして、2012年春公開予定。


(※画像は、「高杉真宙の日記」,「オリコン」より転載)