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10年後の自分は、今の自分に何を思う…?映画『ReLIFE リライフ』平祐奈インタビュー


10年後の自分は、今の自分に何を思う…?映画『ReLIFE リライフ平祐奈インタビュー

2017年4月15日(土)公開の映画『ReLIFE リライフ』は、職なし、彼女なしの海崎新太(中川大志)が、ニートを対象とした社会復帰プログラム「リライフ」へ参加することから始まる物語。

漫画アプリ「comico」で、連載開始からランキング1位を独走する人気漫画の実写化作品です。

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見た目だけ10歳若返った海崎は、青葉学園の3年生として、1年間限定で2度目の高校生活を送ることに。
最初はやけっぱちだった彼も、友人たちと関わっていく中、大切なことに気づきながら、思い出を重ねていきます。
 
いつしか、クラスメイトの日代千鶴(平祐奈)が特別な存在になっていたものの、卒業というタイムリミットは迫っていて…。
 
今作では、秀才ながらも根暗な性格で、クラスメイトに馴染めない日代千鶴を演じた平祐奈さん。役作りへかけた情熱や、現場でのエピソード、平さんの近況について教えてもらいました。
 
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「ニタリ顔」まで!原作に忠実な役作り

ー 最初に台本を読んだ時の感想を教えてください。
中身は27歳のままで若返った主人公が、イマドキの17歳の中に混じって高校生活を送るという、今までにない青春ストーリーで、その世界観に入れることにワクワクしました。

それに、日代さんはコミュニケーション音痴で不器用な子。自分とは真逆なキャラクターを演じられるのが楽しみでした。

だけど、原作ファンも多い作品だと思うので、正反対なタイプの自分で大丈夫かな、という不安も大きかったです。

ー そんな日代千鶴に近づくために、どうやって役作りをしたんですか?
漫画を何度も読み直して、アニメも全部見て、とにかく日代さんに近づくために研究しました。「日代ノート」という役作りノートも作ったんです! 漫画をコピーして、日代さんの表情を全部ノートに貼って、セリフと表情をリンクできるようににらめっこして。

日代のプロフィールや、他のキャラクターとの関係性とか、シーンのポイントなど、メモもいろいろと書きました。例えば、カバンの持ち方も原作に忠実にやってみて、映像表現的に不自然だったら、監督と相談して変えたりしました。

ー 特に苦労したところというのは?
1か月の撮影期間中、ずっと気が張りっぱなしで全部大変だったんですけど、日代さんは抑揚のない子なので、一定のトーンで喋らないといけなかったことと、ニタリ顔が難しかったです。

何か企んでいるような気持ち悪い表情なんですが、本人は笑顔だと思っている顔で。劇中でもポイントになってくるところなので、ニタリ顔ページを作って練習しました。いざカメラテストでやったら、監督が「いいねぇ!」と言ってくれたので安心しました(笑)。

ー 原作に忠実にということを一番意識されたんですね。監督とのやりとりで印象に残っていることはありますか?
卒業式の日に教室で泣くシーンがあるんですけど、本番前にいい涙が出ちゃって。本番1回目でできなくて、監督に「ちょっと助けてください」ってアドバイスをお願いしたんです。

そしたら、監督が「ここ何日かで日代さんはすごい成長してるし、本当に日代大好きだからね!」って言ってくれて。その言葉に感極まって、2回目はちゃんと演じることができました!

ー では、特に注目してもらいたいな、と思うシーンを教えてください。
高台で夜明さん(千葉雄大)と話しているところですね。他人に無関心だった日代さんが、初めて人に興味を持って、気持ちが揺れ動き始めたシーンなので。ストーリー的にも、ひとつの山場になっていると思います。


10年後の自分は「もっと落ち着いて」

ー 同年代のキャストも多くて、楽しい現場だったのかな、と思うのですが。
10歳近く年上の千葉雄大さんも、それを感じさせないくらい、初日からみんな打ち解けていました。控え室が学校の教室だったので、机をくっつけてみんなでお弁当を食べたり、大志くんが買ってきてくれたマシュマロを、現場にあったストーブで焼いたり。

仙台ロケだったので、撮影が早く終わった日にはみんなで牛タンを食べに行ったりもしました!

あと、写真が趣味なので、現場でも撮りあいっこをして、自分たちで撮った写真が1000枚以上もあったんです。これは『ReLIFE リライフ』のフォトブックにいっぱい使われているので、ぜひ見てくださいね(笑)!

ー レアな写真が見られそうですね! 映画では、主人公が10歳若返って、年下の高校生たちと過ごすことになりますが、もし平さんが10年後、今の自分を見たらどう思うと思いますか?
う~ん。今の自分はテンションが高いというか、落ち着きのない感じなので…。10年後には落ち着いていたいと思うんです(笑)。この仕事も続けていたいし、日本の伝統とか歴史とか所作とかを学んで、時代劇にたくさん出ている女優さんになっていたい。

だから、10年後の自分から、今の姿を見たら…「テンション高いね(笑)。もっと女性らしく、女の子らしくしなさい」って思うかもしれない。

ー では最後に、この映画をどんな人に見てほしいですか?
キラキラした学園生活が描かれているので、やっぱり高校生には見てもらいたい! でも、主人公が27歳なので、社会人の方なら海崎さんの視点でも楽しんでもらえると思います。

私は思ったことはないけれど、社会に出ている人は『人生をやり直したい』って1度は思ったことがあるんじゃないかなって。そういう人を元気づけられるといいなと思います。だから、幅広い年代の人に見ていただいて、その世代ならではの感想をもってもらえたらうれしいです!
 
 

平祐奈さんの近況は?「喜」「怒」「哀」「楽」トーク


気になる平祐奈さんの近況について、喜怒哀楽のエピソードを教えてもらいました!

平祐奈さんの「喜」
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「この前、京都で道を歩いていたんです。そしたら、前から来た2人組の女の子が、すれ違うときに「かわいい!平祐奈そっくり!!」って言ってたんですよ。かわいいって言ってもらえて、うれしかったぁ(照)」

平祐奈さんの「怒」
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「私、すごくせっかちなんです! ゆったりしたくないっていうか。撮影現場でもそうだったんですけど、着替えとかも、『バン!バン!』って感じで、雑というか…。おしとやかになりたいって思っているから、そんな自分に時々イラっとします(笑)」
 
平祐奈さんの「哀」
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「お姉ちゃん(平愛梨)がイタリアに行ったこと‼︎ 人間ってこんなに泣けるんだ、って思うくらい泣きました。最後に会ったのは私が地方に行く日で、お姉ちゃんの寝顔を見て家を出たんですけど、『この寝顔をもう見れなくなる!』って思って、目に焼き付けました」

平祐奈さんの「楽」
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「映画の撮影中は、もうひとつの学園生活を送った気分で、思い出がたくさんできました! 特に学園祭のシーンは、本当の学校生活では体験できなかったことだし、花火大会も友達と一緒に行ったことがなかったので本当に楽しかった!」
 
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映画『ReLIFE リライフ』は2017年4月15日(土)より全国ロードショー。また、平祐奈さんが撮影したオフショットも見られる『ReLIFEオフィシャル・フォトブック』(パルコ出版)は、現在発売中です。

平祐奈(たいら・ゆうな)
1998年11月12日生まれ。兵庫県出身。映画『奇跡』(2011)でデビュー。『案山子とラケット ~亜季と珠子の夏休み~』(2015)で映画初主演、同年「JKは雪女」(MBS)で連続ドラマ初主演を務める。2017年は『キセキーあの日のソビトー』、『きょうのキラくん』、『暗黒女子』、『サクラダリセット 前編/ 後編』、『忍びの国』に出演。

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(※https://cinema.ne.jp/recommend/relife2017041508/より)
 
映画「ReLIFE
 
原作から大きな変更点もあり、
物語の方向がちょっと変わってしまった感がありましたが、
 
ベースの設定をそのままに、
結末の"観せ方"はすごく面白かったです。
 
祐奈ちゃん演じるひしろんは、
舞台版での荒井萌ちゃんのソレと同じような雰囲気。台詞回し。
 
ひしろんは、
他の表現方法がないのかと・・・・。
 
 
 
平祐奈ちゃん
きょうのキラ君
サクラダリセット」 
「暗黒女子」と来て、
ReLIFE」と続いています。 
 
綺麗に続いている感じがします。
 
それぞれで、
ぜんぜん違う雰囲気になっていて、
(サクラダは・・・)
  
 
 
素晴らしい女優さんだなって思います。
 
サクラダの後編も楽しみ。