今日公開の映画のタイトルです。
「学生による商業映画製作」というコンセプトを持つ「トリウッドスタジオプロジェクト」の第4弾。
19歳・佐山もえみ監督の作品です。
19歳・佐山もえみ監督の作品です。
『14才のハラワタ』。
はらわたが飛び散るホラー映画を想像してしまいそうなタイトルですが、
19歳の学生監督が、自身の中学生時代の経験を踏まえ、
主人公・原田ワタル(=「ハラワタ」)の目線で、彼女を取り巻く世界の機微を暖かく見守った作品。
主人公・原田ワタル(=「ハラワタ」)の目線で、彼女を取り巻く世界の機微を暖かく見守った作品。
髪はボサボサ、制服はシワシワ、だけど靴だけがピカピカというアンバランスな主人公、
原田ワタル、14才。
原田ワタル、14才。
成績を競い合ったり、周りと自分を比べて上がったり落ちたりと、
自分のポジション探しに躍起になる世代のはずが、そんなことにはさっぱり興味なさげ。
自分のポジション探しに躍起になる世代のはずが、そんなことにはさっぱり興味なさげ。
常に毎日を自分の歩幅で歩く彼女だが冷めて無関心なわけじゃない。
ぎくしゃくしているクラスメイト同士にも、
いじめられている男の子にも、
そっと寄り添って、肯定的なまなざしで見守り続けるのだ。
いじめられている男の子にも、
そっと寄り添って、肯定的なまなざしで見守り続けるのだ。
背伸びしないで、素直にありのままの自分でいつづける―――。
監督の“理想像”として描かれた原田ワタルを演じたのは、
オーディションで抜擢された長野レイナ。
オーディションで抜擢された長野レイナ。
“つかみどころのない難役を、独特の存在感と、時折みせるキュートな表情で成立させた”
とのこと。
とのこと。
次は明日かな。
(※画像は、「映画『14才のハラワタ』公式ブログ」より転載)