『モテキ』完成披露会見

美女からモテまくりの森山未來、気疲れで「白髪3本生えました」

俳優の森山未來が12日、都内で行われた主演ドラマ『モテキ』（テレビ東京系　7月16日　深0：12スタート）の完成披露会見に出席した。漫画家・久保ミツロウ原作で、貯金も夢も彼女もいない人生が一変、突然“モテ期”を迎えるアラサー男・藤本幸世役を演じた森山は、次々と美女に振り回される現場を経験し「あまりの目まぐるしさに白髪が3本生えました」と嬉しい悲鳴。ドラマのオープニングカットでは、女みこしに担がれる場面もあり「この先こんな経験もないと思うけど、本物のモデルの方が担がれたので気を遣いました」と話した。

作品は漫画誌『イブニング』（講談社）で今年4月まで連載された人気同名コミックを実写化。隠れ美人、ボーイッシュな女友達、超絶美人OL、元ヤンキーでバツイチ子持ちetc……さまざまな女性との相次ぐ出会いやアタックラッシュを通して、藤本の心の抑揚を甘酸っぱく描く。

劇中で冴えない表情を見せる“モテ男”を演じた森山は「（共演者の女優陣と）こうして並んでいるだけでもワキ汗をかいています」と、相当緊張している様子。過去に舞台などで共演した際、演出などをめぐって森山から「怒鳴られた」こともあるという女優・菊地凛子は「今回は、ドラマとプライベートでは（立場が）逆転したので爽快！生き生きとした感じが出ていると思います」としてやったりの笑みをこぼしていた。

森山と野外フェスに遊びに行くシーンを撮影した野波麻帆は、撮影中にも関わらず本当にフェス気分に陥り「もう途中から飲みたくて飲みたくて…」と裏話をポツリ。すかさず森山が「（収録の合間に）飲んでましたよね！」と突っこむと、野波から「監督も飲んでましたよ」と言い返され、タジタジだった。

そのほか、会見には満島ひかり、松本莉緒、大根仁監督らも出席した。