*Zephyrs*

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『女の子ものがたり』初日舞台挨拶

8月29日。
シネカノン有楽町2丁目にて。

登壇者:深津絵里大後寿々花、波瑠、高山侑子西原理恵子(原作)、森岡利行監督


漫画家・西原理恵子氏による自叙伝的の同名漫画を映画化した映画、『女の子ものがたり』。
スランプに陥り自堕落な生活を送るヒロインの菜都美(深津)の成長を、
少女時代の回想シーンとともに描いています。


イメージ 1


見所として、
少女・菜都美(大後寿々花)と友人のきみこ(波瑠)の大喧嘩シーン。
3人(菜都美、きみこ、みさ(高山侑子))がトラックの荷台で山道を進むシーン。

MCから話を振られての発言でしたが、
寿々花ちゃん、制服姿で銭湯のダイブするシーンがすごく思い出に残ったみたいです。

銭湯というものを初めて観たこと、
制服姿でお風呂に入るのは、なかなか経験できないことを経験させてもらえたということ。


舞台挨拶では、
この他にも多くのシーンについて語られましたが、

良いシーンがホントに多いです。

菜都美が“絵”を完成させるシーン。
なども・・・
舞台挨拶の20~30分では語りつくせないくらいに多くの「良さ」を秘めている映画でした。



中高生時代の3人。
大後寿々花ちゃん、波瑠ちゃん、高山侑子ちゃん。

かなり自由にさせてもらったようで、
「ありのままの高校生」を演じることができたみたいです。

楽しく語り合う姿だけでも、
3人が、楽しく仲良く撮影に望んでいたかも伺えました。



一方、深津さん。
「原作の素晴らしさを映画で損なわないようにしなければという思いで演じました」と話し、
原作にはない大人になった菜都美を演じるにあたり、
「西原さんのご自宅にお邪魔してお話を伺ったことが、役作りにおいてとても力になりました」
と語った。

これに対して西原先生は
「背中が月影先生のキャラに似ている (笑)」と指摘しながら
「不機嫌そうに演じていて似合っていました。
初のヨゴレ役を演じてくれてありがとう(笑)。
私は普段鼻くそ、耳くそをほじりながら描いているんですが、
それは採用されなかったみたいですね(笑)」

と(笑)




この映画においては・・・
「みっともない青春」を見事に表現した森岡監督の素晴らしさも伺えます。


舞台挨拶。
若手うち、
寿々花ちゃん、侑子ちゃんは、+αもほとんどなく、無難な感じでしたが、

すごーく楽しそうではありました。



舞台挨拶後。
隣の劇場(上映内なし)が控室として使われていましたが、

ちょっこっと出てきた寿々花ちゃんを間近で見られたのが一番の収穫でしょうか。




そうそう・・・舞台挨拶退場時、
最初に退場する高山侑子ちゃんが、客席に大きく一礼してから退場をしていたので、

波瑠ちゃん、寿々花ちゃん、深津さん、西原先生、森岡監督と、
全員が続いていました。

侑子ちゃんの影響力の高さを感じました。


皆さん、
素晴らしい女優さんですよ。

森岡さんのブログにあった・・・

“優”れた”女性ではなく、
“優”しい女性こそが、“女優”だという件。

その通りなのかな。と感じました。



(※画像は、「マイコミジャーナル」)