*Zephyrs*

観に行く舞台、気になったニュースをまとめるだけ

臨月の娘

先日放送された、
桐谷美玲ちゃん,岡本玲ちゃんが出演していたドラマ、
『臨月の娘』。
 
イメージ 1

 
梅村省三(筧利男)は10年前に離婚し、その時6歳になる娘・千鶴を置いて一人家を出た。
 
父親としての葛藤はあったが、新しい恋人との新たな生活への甘い期待が父親の気持ちを捨てさせ、
一人の男としての思いを優先させてしまったのである。
 
ところがその後、新たな恋人との暮らしは破綻し、孤独な生活を転勤先の栃木で送っていた。
 
そんな中、勝手とは思いながらも別れた妻に連絡して、
千鶴との面会を希望するが、それは当然のように拒否され続けていた――――。
 
そんな矢先、思いがけず千鶴の方から連絡があり、会ってもいいと言う。
 
東京出張のタイミングで会うことにする二人。
10年ぶりの再会に、梅村の胸には様々な思いが去来していた。
 
ところが・・・。
10年ぶりに見た娘の千鶴(桐谷美玲)は、
あろうことかお腹の大きい、16歳にして臨月を迎えていたのだった・・・!?
 
 
(※ネタバレ注意)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
一言いうなら・・・
ラストにここまで驚かされたドラマは久しぶり。
 
考えてみれば、
確かに伏線は貼ってある。
 
完全に油断していたからかな。
 
ここまで大きく“転換”する物語はなかなかないかな~と。
 
作品としてなら、
去年の『ゴーストタウンの花』より面白い。
 
これなら、シナリオ対象も納得ですよ。
 
桐谷美玲ちゃんも、
今回はかなりの大役。
 
女優としても、これからの活躍が期待できそうな気がしてきました。
 
 
岡本玲ちゃんも・・・
ある意味での“2面性”は見事でしたね。
 
ただ、
玲ちゃんに関していえば、もうちょっと感情に起伏があっても良かったかな。と。
実際、役的には感情変化は少ないのでしょうケド・・・。
 
まぁ、悪くはないですね。
 
イメージ 2

 
ドラマとしても・・・
完成度の高いドラマだったと思いますよ。
 
 
 
(※画像は、「テレビ朝日|第9回テレビ朝日21世紀新人シナリオ大賞「臨月の娘」」より転載)