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忽那汐里、「思い入れの強い作品」

NHK福岡放送局・開局80周年記念の福岡発地域ドラマ『見知らぬわが町』。

試写会が、東京・渋谷のNHK放送センターで行われ、
主演の忽那汐里ちゃん,祖母役のいしだあゆみさんが登場。

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九州では昨年12月に放送され、当初は今年の3月21日に全国での放送予定だったものの、
東日本大震災の影響で延期、今月29日に放送が決定。


忽那汐里ちゃんは
「不安を抱きながら毎日撮影をして、すごく思い入れの強い作品なので、
改めて全国放送をしていただけることに感謝をしたい」と控えめのコメント。


汐里ちゃんと共演したいしださんは
「汐里ちゃんは本当に悩む孫娘なんですよ。
でもスタッフは汐里ちゃんにまず考えさせて、自分で答えが出せるまで待ってあげる。
その待ち方がとっても優しいんです。
ゆっくりと時間をかけてドラマを作るって久しぶりで、いい経験をさせていただきました」
と充実の笑顔で現場の様子を明かした。


その一方で、汐里ちゃんはいしださんについて
「常にアドバイスをしてくださった。ここまで直接的にかかわってくださった方は初めて。
撮影中いろんな不安が一気に募ってきた時に、
いしださんが『何も考えず、空の雲を見ていればいいんだよ』と言ってくださったのが、
とても印象に残っています」とコメント。




NHK福岡放送局が、02年度から地域のさまざまな現実を基にストーリーを組み立て、
住む人たちの息づかいやその土地の空気感を伝える「福岡発地域ドラマ」を制作。

『見知らぬわが町』はその第8弾として15年前に一人の女子高校生が執筆し、
大きな反響を呼んだエッセイを原案に制作されたドラマ。

ドラマの舞台はかつて炭坑で栄えた大牟田市
不登校に悩む竹本望美は、夏休みの最後の日、自転車で町外れに出かけ、巨大な廃虚に心を奪われる。
それは町の過去の象徴とも言える炭坑のヤグラだった。

閉山後の町を取材する新聞記者との出会い、
図書館での資料の発見、望美の祖父・勝男も炭坑夫の一人だったこともあり、
望美はどんどん町の歴史にのめり込んでいく―――というストーリー。



汐里ちゃんは、
「意外と知られていない歴史をテーマに、少女が町を駆けめぐるんですけれど、
最後は彼女も目的ができて前に進める。
見てくださる方に前向きな気持ちを持っていただけたら」
と作品への思いを語る。



●『見知らぬわが町』はNHK総合で4月29日午後1時5分~2時18分放送の予定。


(※画像は、「マイコミジャーナル」より転載)