７年ぶりの映画主演となる狂言師・野村萬斎さんが演じる主人公の“のぼう様”成田長親に、
一途な想いを寄せる武蔵国忍城（現在の埼玉県行田市）の成田家当主・氏長の娘・甲斐姫役を務める。
美しい外見を持ちながら、侍をも投げ飛ばす男勝りな一面を持つ、軍の紅一点を演じる奈々ちゃん。
撮影を前には18鞍におよぶ乗馬（1鞍30～40分ほど）や合気道の練習を重ね、
８月末の撮影初日からさっそく華麗な手綱さばきを披露。
甲斐姫にまつわる歴史書も読破し、
「黒澤明監督の作品を観たりしているうちに、すっかり戦国時代のファンになった」とコメント。
タイトルの「のぼう」とは「でくのぼう」の意味。
家臣・領民から「のぼう様」と呼ばれ、慕われた忍城の城代家老・長親率いる“でくのぼう軍”わずか500人が、2万人の軍勢を率いた石田三成の水攻めに抗戦した史実に基づくストーリーが繰り広げられる。
奈々ちゃんが演じる甲斐姫の美貌は、敵対する豊臣家からも一目置かれ、
忍城の運命を左右するほどの存在だった。
ほかの登場人物同様に実在の人物がモデルだが、
「時間を超えて、当時の世界に生きている感覚を味わい、
のびのびとお芝居ができたらいいなと思っています」と意気込む奈々ちゃん。
撮影では、北海道・苫小牧に、東京ドーム２０個分の広大なオープンセットを建設。
周囲を湖に囲まれた忍城を再現して、8月15日よりロケを行っている。
ここに、主演の野村さんはじめ、共演の佐藤浩市さん、山口智充さん、成宮寛貴さんらキャストが集結。
奈々ちゃんも
「実際、北海道の巨大なオープンセットに初めて足を踏み入れた瞬間、
そのスケールの大きさにテンションがあがりました。
緊張や不安よりも、楽しみ、ワクワク感でいっぱいになった」とか。
出演者による苫小牧ロケは９月上旬まで、その後特撮用の撮影が１０月下旬まで続く。
撮影が・・・すごく大規模だな～と。。。
榮倉奈々ちゃんの初(？)時代劇！
これまた楽しみな作品になりそうです。
（※画像は、「シネマトゥデイ」，「オリコン」より転載）
