『オトメン（乙男）』、連ドラ史上初の試み

累計３５０万部発行の人気マンガをドラマ化した
「オトメン（乙男）」（フジテレビ系）の制作発表が２２日、
東京都内で行われ、主演の岡田将生さん、夏帆さんらキャスト１１人が集結した。

岡田さんは、映画「天然コケッコー」以来の共演となる夏帆さんについて
「あのときとは違う新鮮さを感じた。大人っぽくなったし、可愛くなった。
（演技も）やりやすいですね」と笑顔。
夏帆さんも「久しぶりだったけど、すごくしっかりやってたのでびっくり」
と成長ぶりにうれしそうだった。

ドラマは、「別冊花とゆめ」（白泉社）で連載中の菅野文さんのマンガが原作。
容姿端麗、文武両道に秀でた完ぺきな日本男児だが、
編み物や料理など乙女チックなものが大好きな“オトメン”であるという
隠れた一面を持つ高校生・正宗飛鳥（岡田さん）が、
男気あふれる同級生の都塚りょう（夏帆さん）を好きになり・・・。

お笑い芸人も多数出演する「最高に笑える青春ラブコメディー」（関谷正征プロデューサー）だ。

剣道部の主将ながら、ケーキ作りや編み物も大好きな“オトメン”に挑戦した岡田さんは
「自分には女の子っぽい部分はあんまりないですね。
男っぽいところと女っぽいところ、２つの人格があると思うので、新境地を開拓した感じ」
と自信をのぞかせた。

夏帆さんも「最初は『オトメン』って・・・と思ったけど、
原作を読んで、撮影が進んで、どんどん飛鳥が可愛く見えてきた。
最近はオトメンありかなって思います」と笑顔を見せた。

飛鳥らの担任教師役で出演するお笑いタレントの柳原可奈子さんは
「まあー現場はイケメンだらけで楽しいったらない！」と大興奮。

りょうの父親役の高田延彦さんは「私にとってリングの無いところはすべててアウェー。
バラエティーでも、ましてやドラマなんて・・・」と笑わせた。

ドラマは、１～８話を「オトメン(乙男)～夏～」として
８月１日午後１１時１０分から毎週土曜に放送した後、
９話以降は本数未定で「オトメン(乙男)～秋～」として
毎週火曜午後９時からのゴールデン枠に移動しての放送となる。
主題歌は柴咲コウさんの「ラバソー～ｌｏｖｅｒ　ｓｏｕｌ～」。

（※「毎日ｊｐ」より転載）